PRECIOUS ONE

茅原実里 PRECIOUS ONE專輯

2.愛とナイフ

作詞:畑亞貴
作曲:俊龍

ヤヌスの顏でふたり どちらも私の顏
優しい言葉だけじゃ
見えない氣持ちがあるから傷付ける

(追えば追われる譯じゃない
終わる始まり終わりなき)

變わる空氣の流れ こころ色あせる瞬間
めくるカ一ドが落ちれば「太陽」
誕生それとも落膽 そっと拾い上げ
疑いを手にした 痛み持って立ち去る
とても知りたい兆しの行方
この先の霧深くて
確かめるつもりでも怖くなる

愛した誇りの中 惡夢が光り散らす
抱きしめながら冷たい このナイフをかざす
ヤヌスの顏でふたり どちらも私の顏
優しい言葉だけじゃ
見えない氣持ちがあるから傷付ける
(願う願いは噓じゃない 葉う夢は葉わない)
(願う願いは噓じゃない 夢が葉う葉えたい)

觸れる大きな胸に からだ預けても絕望
窗のシェイドに映った影は
出逢いかかえた別れ やがて消えて行く
お互いの未來が 步み寄って重なる?
ひとの弱さに希望を埋めて
芽吹いた物は何だろう
置き去りにできるほど酷くない
愛なら形にして 淚を忘れさせて
惹かれたくせに寂しい いまメイズをさ迷う
女神の微笑みから 天使の企みまで
戀しいから悔しい
一途に想い續けたら突き放す

(呼べば呼ばれる術もない
始め終わり始まれば)
(追えば追われる譯じゃない
終わり始め終わりなき)

愛した誇りの中 惡夢を忘れさせて
抱きしめながら冷たい このナイフをとめて
ヤヌスの顏でふたり どちらも私の顏
優しい言葉だけじゃ
見えない氣持ちがあるから傷付ける